本来、正常な人は普段上下の歯は離れていますので、噛み合わせというのはおかしいのですが。
脳は無意識中に歯の位置を認識しますので、歯の位置や噛み合う状態というのは大事です。当然、歯の治療時でも単によく噛めればよいというものではありません。
顎関節症の人はある部分の歯の状態に特に反応することが多いのです。(そうでない人の場合もですが)噛み合う部分を変化させると、状態が良くなったり悪くなったりします。
肩こりを感じない人が多いようにその変化が分からない人も多いのですが、強く反応するを感じる人もいまして、正に’歯が、噛み合わせ’が原因のように見えます。
ですから敏感な患者さんはそこを高くしてくれ、とか低くしてくれとか言います。歯医者もそうかと思います。その時は楽になるます。
ですが、噛み合わせが原因ではありません。その治療では経度の方までしか有効ではなく、治療が終わる見込みがたたなくなります。エンドレスに嵌まります。
酷い人はそもそも、歯に敏感に反応する、歯に依存が強いこと自体が異常なのでしてその理由は東洋医学診断でないと解りません。
★特に危険なのは、他の歯より強く歯が当たる部分をかみ合わせが悪いといって削ってしまう事です。一気に症状が悪化することが珍しくありません。その中でも下の前歯を削るのは注意を要します。